印刷方法について
刷りエールでは、商品の種類や数量によって、さまざまな印刷方法をご用意しております。各印刷方法の方式や特徴、デザインを作成していただく際の注意点をご案内します。
フレキソ印刷

樹脂製の凸版を使い、フィルムにハンコを押すようなイメージで印刷します。レジ袋の場合は、袋のサイズが変わっても版の兼用が可能です。
対象商品
デザイン作成の注意点
- ・グラデーション、半調は印刷できません。アミ点の細かいものはつぶれの可能性があります。
- ・細かなデザインや、小さな文字や画数の多い文字はつぶれる可能性があります。
- ・文字は8pt以上を推奨しています。文字が太く、画数の多い文字はつぶれることがあります。特にベタに白抜き文字の場合は、小さな文字はつぶれますので、10pt以上の文字サイズで作成してください。
- ・線の太さは0.5pt以上を推奨しています。それより細い線は印刷が欠ける場合がございます。
- ・ベタ塗り部分が大きいものは印刷ムラの原因になりますので、 デザイン変更をお願いする場合がございます。
※商品ごとに、線の太さや文字サイズなどの注意点が異なります。デザイン作成時の注意点につきましては、各商品のテンプレート内をご確認ください。
オフセット印刷

印刷版についたインキを、ブランケットと呼ばれる転写ローラーにいったん移し(Off)、そのブランケットを介して印刷用紙に転写(Set)する方式。最も一般的に利用されている平版印刷の一種で、主に書籍などの商業印刷で使用されています。微細なアミ点や、グラビア、フレキソ、デジタル印刷では不可能な小さな文字も再現できます。
対象商品
- ・耐油平袋
- ・耐油平袋(ラミ加工)
- ・耐油包み紙
デザイン作成の注意点
- ・印刷色は下地の色に影響します。淡い色は見えずらくなりますので、ご注意ください。
- ・印刷面積(特にベタの場合)が多いと、インク臭がすることがございますので、ご注意ください。
※商品ごとに、線の太さや文字サイズなどの注意点が異なります。デザイン作成時の注意点につきましては、各商品のテンプレート内をご確認ください。
グラビア印刷

凹版印刷の一種で、微細な濃淡の表現ができる印刷方法です。シリンダと呼ばれる円筒状で金属製の版に彫り込まれた図柄は小さな凹点で構成されています。そのくぼみにインクが入り、フィルムに転写されます。高速での大ロット印刷が可能です。
対象商品
デザイン作成の注意点
- ・印刷色は下地の色に影響します。淡い色は見えずらくなりますので、ご注意ください。
- ・多色の場合は材質の関係上色ズレする可能性がございます。
※商品ごとに、線の太さや文字サイズなどの注意点が異なります。デザイン作成時の注意点につきましては、各商品のテンプレート内をご確認ください。
インクジェット印刷

微細な粒状のインクを、印刷したい商品に直接吹き付ける印刷方法です。版を必要としない印刷方法のため、小ロットの印刷にオススメです。
対象商品
デザイン作成の注意点
- ・印刷色は下地の色に影響します。淡い色は見えずらくなりますので、ご注意ください。
- ・印刷は既製品に後刷り印刷をしておりますので手加工での印刷となります。作業の特性上、数ミリの印刷ズレが生じることがあります。
- ・ベタ塗り部分は、色抜け(白線)や色ムラが出やすくなりますので、ベタ塗りのあるデザインは推奨しておりません。
- ・細かなデザインや、小さな文字画数の多い文字はつぶれる可能性があります。
- ・水性インクを使用しています。 印刷部分を強く擦ったり、雨等で水分が当たったり、アルコール消毒液等が触れてインクが落ちる可能性がありますので、ご注意ください。
※商品ごとに、線の太さや文字サイズなどの注意点が異なります。デザイン作成時の注意点につきましては、各商品のテンプレート内をご確認ください。